先日、玄関ドアの実物を見るために、YKK APのショールームに行ってきました。
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事前に予約ができなかったので、20分ほどしかアドバイザーの方の時間が取れませんでしたが、玄関ドアの案内をざっとしてもらった後に、まだ少し時間があったので窓についても案内してもらいました。
大成建託さんの場合はAPW310が標準仕様になります。個人的にはAPW330の樹脂スペーサー仕様にしたいと思っていただけに性能の違いが気になります。
世間一般的に外側がアルミで内側が樹脂のAPW310より、外内ともに樹脂のAPW330の方が熱が伝わりにくいため性能がいいと言われていますがどの程度の違いがあるのでしょうか。
ちょうどショールームの中に性能の違いを体感できるコーナーが用意されていましたので確認してきました。
外気が暑い場合(夏)

外気温が44.8℃、室内が26.3℃の場合で確認できるようになっていました。

APW310:フレーム温度33.6℃、ガラス温度29.6℃
APW330:フレーム温度32.2℃、ガラス温度30.1℃
外気が冷たい場合(冬)

外気温が2.2℃、室内が26.3℃、湿度50.9%の場合で確認できるようになっていました。

APW310:フレーム温度17.8℃、ガラス温度20.4℃
APW330:フレーム温度19.2℃、ガラス温度21.0℃
肝心の性能の差は次の通りですね。
夏:フレーム温度-1.4℃、ガラス温度+0.5℃
冬:フレーム温度+1.4℃、ガラス温度+0.6℃
やはりAPW330の方が全体的に性能が良いようです。ただ、夏の場合にガラス温度がAPW330の方が高い結果になっていたことに驚きました。
また、今回の場合APW330はアルミスペーサーだったため、樹脂スペーサーになったらもう少し性能に違いが出るかもしれません。
冬の場合の方で結露状況を確認したところ、上記の条件でAPW310はサッシ枠の下部とガラスの下部が3cmほどが結露している状況で、APW330はガラスの下部0.5cmほどの一部に結露が見られました。
性能の差はハッキリと感じることができましたが、APW330の樹脂スペーサーなら結露はなさそうだと感じました。
ついでにすぐ横にあったAPW430を確認しましたが結露は全くなく十分な性能を発揮していました。(さすがトリプルガラスですね)
アドバイザーの話では、APW310とAPW330はそこまで性能の差がないので好みで選択してくださいとのこと。あとは金額的にもAPW310の方が高くなる場合もあるので両方の見積もりを取ってみて決めてくださいと言われていました。
今日のまとめ
APW310とAPW330はそれほど性能に差がない

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